書籍

COPA BOOKS

 
自治体議員の新しいアイデンティティ — 持続可能な政治と社会的共通資本としての自治体議会 —

A5判型/88ページ
定価: 972円(税込)
(本体: 900円)
ISBN:4-87299-291-1
発売:2002/04/15

自治体議員の新しいアイデンティティ
— 持続可能な政治と社会的共通資本としての自治体議会 —

著者:住沢 博紀
(日本女子大学教授)

監修:自治体議会政策学会

政治や議会が無用なのか。政党と自治体議会の関係はどのようにあるべきかを説く。

新たな視点で自治体議員の議会活動にエールを送る。

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書評

 
 

目次

1 職業としての自治体議会議員の危機?
1−1 自治体議員の新しいアイデンティティに向けて
1−2 代議制民主主義は生き延びることができるか
1−3 職業としての政治家の危機
1−4 「民間にできることは民間に」−規制緩和と民業促進
1−5 「市民にできることは市民に」−市民自治

2 市民自治と議員定数削減の問題

2−1 分権のラディカルな意味
2−2 議会の議員定数削減の現状
2−3 議員削減の問題点
2−4 自治体議会への挑戦−オンブズマン
2−5 政治メディアとしてのインターネットの可能性
2−6 分権を徹底すれば−デンマークの例
2−7 ゼミ参加者の質問から

3 持続可能な政治

3−1 「持続可能な」という言葉の意味
3−2 ドイツ緑の党の体験
3−3 狂牛病と農林省統廃合
3−4 持続可能な政治への関心の広がり
3−5 U・ベック『危険社会』論

4 現実の政治=持続不可能な政治

4−1 民主主義の困難
4−2 メディア民主主義
4−3 20世紀型の議会・議員・政党観の克服
4−4 再度、アメリカ、イギリスの例
4−5 二つのレベルの民主主義
4−6 マーケティング政治の限界
4−7 錯綜したニーズ
4−8 ニーズに合わせる政治は持続可能ではない
4−9 環境問題から始まったが
4−10 価値保守主義と構造保守主義

5 共生契約に向けた政治

5−1 共生契約
5−2 共生契約の事例
5−3 制度化:「社会的共通資本」の考え
5−4 社会的共通資本としての自治体議会
5−5 松下教授の市民自治論に見る自治体議会への「低い評価」
5−6 変化する政党、議員の役割・組織
5−7 自治体議会の進化のために

6 地域政党化という改革戦略

6−1 自治体議会の会派構成−政令指定都市−
6−2 市議会会派の分類(1995−97を例に)
6−3 政党間競争と制度間競争
6−4 政党を代替する市民シンクタンク機構
6−5 21世紀型の組織論の意義
6−6 地域政党を実現すると−二重党籍問題
6−7 政党概念の変容
6−8 地域政党の類型
6−9 地域政党の理念
6−10 地域政党と女性議員の役割
6−11 G女性市議の例
6−12 1999年統一地方選における女性の進出
6−13 自治体議員の新しいアイデンティティのために
 
 

書評

掲載日:    2002/6/20
掲載紙:    政府刊行物新聞 3面
内 容:   
  90年代からの政治改革を見てみると、政策論の重要性もさることながら、政治や政治家の日本社会でしめる場所や役割が不明になり、ましてやその集団である政党が存立根拠を失っていることの方が緊急の課題ではないだろうか。それは、政治家にとっては、自らのアイデンティティを失いつつあること、一言で言えば、職業としての政治家の危機なのである。
 
 
 
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