書籍

COPA BOOKS

 
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A5判型/248ページ
定価 2,376円(税込)
(本体:2,200円)
ISBN:978-4-87299-447-6
発売日:2007/5/15

事例解説 すぐわかる選挙運動
—ケースでみる違反と罰則

著者: 三好 規正(山梨学院大学准教授)

監修: 山梨学院大学ローカル・ガバナンス研究センター

選挙運動・政治活動に必携の書

「違反と罰則」がケースですぐわかる
選挙運動、政治活動のすべてを網羅してわかりやすく解説
なんでこれが違反なの?こんなことも許されない?
すべての疑問を最新の法令解釈・判例で解き明かす
現状の公職選挙法の問題点がよくわかる
県選挙管理委員会での経験も生かした豊富な事例紹介

在庫有り  

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書評

 
 

目次

はじめに

 

目次

 
第1章 選挙基礎知識 〜選挙制度の仕組みとあらまし〜

1 選挙の種類

2 選挙権・被選挙権

3 選挙人名簿

4 投票

5 期日前投票と不在者投票

6 開票

7 当選人の決定

8 選挙運動

9 寄付の禁止に関する3ない運動

 

第2章 ケースで考える選挙違反と罰則

CASE 1 事前運動、法定外文書頒布
[解説]
1 選挙運動について
2 選挙運動のために使用する文書図画について
CASEの検討・参照条文

 

CASE 2 政治団体の設立、収支報告書の提出
[解説]

1 政治団体
2 政治資金の収支の公開等

CASEの検討・参照条文
 
CASE 3 政治団体に対する寄附と政治資金パーティ−の制限
[解説]

1 寄附の制限

2 政治資金パーティー
CASEの検討・参照条文
 
CASE 4 候補者等及び後援団体の政治活動用図画の掲示の制限(平常時の政治活動の規制)
[解説]
CASEの検討・参照条文

 

CASE 5 候補者等のあいさつ状の禁止、有料広告の禁止
[解説]

1 時候のあいさつ状の禁止

2 あいさつを目的とする有料広告の禁止

CASEの検討・参照条文

 

CASE 6 選挙運動の収支規制(その1) (選挙運動に関する収入および支出の規制)

[解説]

1 収入、寄附及び支出とは

2 出納責任者の選出

3 出納責任者の職務

CASEの検討・参照条文

 

CASE 7 選挙運動の収支規制(その2) (選挙運動費用の制限と実費弁償・報酬の支給)

[解説]

1 選挙運動費用の制限と法定選挙費用

2 選挙運動員又は労務者に対する実費弁償又は報酬の支給

CASEの検討・参照条文

 

CASE 8 公職の候補者等の寄附の禁止

[解説]

1 公職の候補者等の寄附の禁止

2 候補者等の寄附の禁止の罰則

3 候補者等を名義人とする寄附の禁止

4 寄附の勧誘・要求の禁止

CASEの検討・参照条文

 

CASE 9 特定寄附の禁止、公職の候補者等の関係会社の寄附の禁止、公職の候補者等の氏名を冠した団体の寄附の禁止

[解説]

1 特定の寄附の禁止

2 候補者等の関係会社等の寄附の禁止

3 候補者等の氏名を冠した団体の寄附の禁止

CASEの検討・参照条文

 

CASE10 後援団体に関する寄附等の禁止

[解説]

CASEの検討・参照条文

 

CASE11 特定公務員の選挙運動の禁止・公務員の地位利用による選挙運動の禁止・教育者の地位利用の禁止

1 選挙運動を禁止される公務員

2 公務員等の地位利用による選挙運動の禁止

CASEの検討・参照条文

 

CASE12 未成年者の選挙運動の禁止・選挙権及び被選挙権を有しない者の選挙運動の禁止

[解説]

1 未成年者の選挙運動の禁止

2 選挙権及び被選挙権を有しない者の選挙運動の禁止

CASEの検討・参照条文

 

CASE13 戸別訪問

[解説]

1 戸別訪問

2 戸別訪問類似行為

3 個々面接

CASEの検討・参照条文

 

CASE14 署名運動、人気投票の公表

[解説]

1 署名運動

2 人気投票の公表の禁止

CASEの検討・参照条文

 

CASE15 飲食物の提供

[解説]

1 飲食物の提供の禁止

2 提供が許される飲食物

CASEの検討・参照条文

 

CASE16 選挙運動用自動車・船舶・拡声機使用、連呼行為、気勢を張る行為の禁止

[解説]

1 主として選挙運動のために使用する自動車・船舶

2 選挙運動用の拡声機

3 連呼行為

4 気勢を張る行為について

CASEの検討・参照条文

 

CASE17 文書図画による選挙運動 (その1 文書図画の頒布)

[解説]

1 文書図画の意義

2 選挙運動のために頒布できる文書図画

CASEの検討・参照条文

 

CASE18 文書図画による選挙運動 (その2 文書図画の掲示、回覧行為の禁止とその例外)

[解説]

1 選挙運動のために掲示できる文書図画

2 文書図画の回覧行為の禁止

CASEの検討・参照条文

 

CASE19 禁止を免れる行為 (脱法文書)

[解説]

1 文章図画の頒布又は掲示につき禁止を免れる行為の禁止(脱法文書)

2 文書図画の撤去

CASEの検討・参照条文

 

CASE20 新聞紙、雑誌の報道及び評論の自由

[解説]

CASEの検討・参照条文

 

CASE21 個人演説会

[解説]

1 個人演説会とは

2 個人演説会の開催者と演説者

3 個人演説会に使用する施設

4 個人演説会の周知方法

5 個人演説会場における文書図画の使用

6 個人演説会における芸能人の出演等

CASEの検討・参照条文

 

CASE22 街頭演説・幕間演説

[解説]

1 街頭演説とは

2 街頭演説の従事者についての制限

3 街頭演説の時間の制限

4 街頭演説の時間における選挙運動用文書図画の使用

5 街頭演説の場所における拡声機の使用

6 公共の建物における演説の禁止

CASEの検討・参照条文

 

CASE23 選挙時における政治活動の規制(その1)

[解説]

1 政治活動と選挙期間中における規制の概要

2 政談演説会

3 街頭政談演説

4 政治活動用自動車及び拡声機の使用

5 ポスターの掲示

6 立札及び看板の類の掲示

CASEの検討・参照条文

 

CASE24 選挙時における政治活動の規制(その2)

[解説]

1 ビラの頒布

2 政党その他の政治団体の機関紙誌

CASEの検討・参照条文

 

CASE25 選挙期日後のあいさつ行為

[解説]

CASEの検討・参照条文

 

CASE26 買収罪(事前買収罪、事後買収罪、利益収受、要求・承諾罪、交付罪・受交付罪、周旋勧誘罪)

[解説]

1 事前買収

2 事後買収

3 利益収受・要求・承諾罪

4 交付罪・受交付罪

5 周旋勧誘罪

6 刑の過重

CASEの検討・参照条文

 

CASE27 買収(供応接待罪)

[解説]

供応接待罪

CASEの検討・参照条文

 

CASE28 買収(利害誘導罪)

[解説]

利害誘導罪

CASEの検討・参照条文

 

CASE29 買収(多数人買収、常習買収、候補者等に対する買収、新聞紙、雑誌の不法利用罪)

[解説]

1 多数人買収罪・多数人買収請負罪

2 常習買収罪

3 候補者等に対する買収

4 新聞紙、雑誌の不法利用罪

CASEの検討・参照条文

 

CASE30 選挙の自由妨害罪、投票干渉罪

[解説]

1 選挙の自由妨害罪

2 投票干渉罪

CASEの検討・参照条文

 

CASE31 虚偽事項公表罪

[解説]

虚偽事項の公表罪

CASEの検討・参照条文

 

CASE32 詐偽登録罪、詐偽投票罪

[解説]

1 詐偽登録罪

2 無資格投票罪、詐偽投票罪、投票偽造・増減罪

CASEの検討・参照条文

 

CASE33 当選無効、連座制(その1) (統括主宰者・出納責任者・地域主宰者、親族・秘書)

[解説]

1 当選人の選挙犯罪による当選無効

2 連座制による当選無効(統括主宰者、出納責任者、地域主宰者)

3 連座制による当選無効(親族・秘書)

4 免責事由

CASEの検討・参照条文

 

CASE34 連座制(その2) (組織的選挙運動管理者等)

[解説]

1 連座制による当選無効 (組織的選挙運動管理者等)

CASEの検討・参照条文

 

CASE35 選挙権・被選挙権の停止

[解説]

1 罰金刑に処せられた者

2 禁錮以上の刑に処せられた者

3 その他

CASEの検討・参照条文

 

主要参考文献

 

参考資料
[選挙公営の種類]

 

著者略歴

 
 

書評

掲載日:    2007/08/03
掲載紙:    自治日報 3面
内 容:    

  自民が大敗した参院選でも激しい選挙戦が展開されたが、「公職選挙法は難解な規定が少なくなく罰則も複雑。選挙の度に何らかの違反により検挙される事例は後を絶たない」(本書)。本書は、選挙運動の違反と罰則を事例によりわかりやすく解説したもの。


  一章では選挙のしくみの概要を説明。二章では立候補の決意から選挙運動、当選挙後の問題に至るまでの流れに沿うよう全体を計35のセクションに区分。各セクションでは、冒頭に「ケース」として具体的な違反事例を掲げ、次に制度の解説を行なった上で、最後に「ケース」を検討している。


  具体的にみると、「ケース」として「某政党の職員Bは、参議院議員通常選挙の公示直前、『比例代表は○○党、○○党公認B山乙郎』と記載されたビラを通行人に配布するとともに、『比例代表は○○党』と記載されたポスターをビルの外壁に掲示した」を掲示。このケースの検討としては、ビラの頒布、ポスターの掲示とともに特定の政党ないし所属候補者への投票依頼を目的とした選挙運動にあたると考えられると指摘し、Bの行為は事前運動、文書図画の頒布の制限違反、文書図画の掲示の制限違反にあたるとした。


  なぜ宣伝カーは連呼しかできないのかなど、あまり知られていない公選法の問題点がよくわかる類書のない一冊。関係者に広く薦めたい。

 

 


 
掲載日:    2007/06/20
掲載紙:    政府刊行物新聞 1面
内 容:    

 

  選挙は民主政治の基本であり、国民のもっとも重要な政治参加の機会である。選挙が違反なく構成に行なわれるには、候補者や選挙運動従事者が選挙運動の基本的ルールを定める公職選挙法を理解しておくことが不可欠である。


  公職選挙法は昭和25年の制定依頼、何度も改正が繰り返され、選挙制度自体も大きく変わってきた結果、難解なものとなっている。平成6年に行なわれた公職選挙法改正による連座制の強化をきっかけに、悪質な買収等の違反は減少傾向にあるが、何らかの違反による謙虚の事例は後を断たない。これも、選挙に関する理解が不十分なことが一因であると考えられる。


  本書は、これから選挙運動に携わろうという人や有権者向けに、選挙制度、とりわけ一般的な関心の高い選挙運動と罰則について、わかりやすく解説するものである。

 

 


 
掲載日:    2007/06/01
掲載紙:    職員研修誌 地方議会人 5月号(38巻第1号)[発行:中央文化社]p.42
内 容: 

「違反と罰則」がケースですぐわかる


  本書は、参議院選挙を控え、公職選挙法の改正が行なわれる中、「違反と罰則」に焦点をあわせた、きわめて実践的な解説で構成されている。


  選挙に係る人々が知っておかなければならない現時点での「違反・罰則」がわかりやすく「事例」「解説」「事例検討」「参照条文」で解き明かされる。


  あまり知られていない公選法の問題点がよくわかる、類書がない注目の書である。

 
 
 
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